歯を失ったら・・・?

歯を失ったら・・・?

 

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(^_-)-☆

歯を失った時に人工的に治療する方法には、噛む力やその他の力を何が負担するかによって、総入れ歯、部分入れ歯、ブリッジ、インプラントの大きく4種類に分けられます。

ブリッジやインプラントができない場合は入れ歯という選択肢になります。

 

ブリッジとは、両隣の歯を利用した被せものタイプ(金属、セラミックなど)の人工歯を装着することで、歯を失ったスペースを埋め噛み合せなどの回復を図る治療法のことです。

まず、欠損した歯の両隣にある歯を削って、被せものを入れることが出来るようにします。この歯のことをブリッジを支える歯という意味で、支台歯(しだいし)とよびます。
そして、その被せものと欠損した歯を補う人工歯を繋げることで、噛み合せなどを回復させます。

ブリッジのメリットとしては、インプラントと違い手術をすることなく違和感が少なく歯を固定することが可能です。

ですが、ブリッジは支台歯が必要となりますので、歯を削らなければ装着出来ません。

もし、支台歯が健康な歯だった場合は削ることになり歯に負担をかけてしまいます。

 

入れ歯とは、取り外し式の人工歯を使って、噛み合せや見た目の回復を図る治療法のことです。

入れ歯には、部総入れ歯と総入れ歯の2種類あります。ちなみに入れ歯はデンチャートとも言います。

 

部分入れ歯とは、複数本歯を失った場合に用いられる入れ歯です。
部分入れ歯には、金属フレームの部分入れ歯と、アクリル樹脂製の部分入れ歯があります。

①金属フレームの部分入れ歯は、周囲の歯にひっかけて固定する金属のバネがついた入れ歯であり、入れ歯をしっかり固定できます。

②クリル樹脂製のアクリル樹脂で作られた入れ歯です。仕組みは金属フレームの部分入れ歯と同様で、バネをひっかけて固定します。

金属を使用しないので見た目が自然な上、金属アレルギーのリスクがありません。

 

総入れ歯は、上の歯あるいは下の歯すべての歯を失った場合に用いられる入れ歯です。

様々な種類の総入れ歯がございますのでご要望に応じて選択していただけます。

総入れ歯は種類が豊富なので次回の記事で書きますね☆

 

仮入れ歯というものもあります。

これは、抜歯後すぐに使用できる仮の入れ歯のことであり、「即時義歯」とも呼ばれます。新しい入れ歯を入れるまでの間、歯の機能と見た目を一時的に補うために使われます。仮入れ歯により、治療当日から普段どおりに生活できるようになります。

 

 

今回は歯を失った時の治療法のご紹介をしました。

※インプラントについては過去のブログを参考にしてください☆

 

永久歯は、一度失うと二度と生え変わることはありません。

ですが、そのままにしておくと歯並びの変化だけでなく、むし歯や歯周病のリスクが高まり、また歯を失う可能性も出てきてしまします。。。

抜けた歯がたとえ1本だけであったとしても、発音や日々の食事への影響は避けられません。

今回ご紹介した治療法には、それぞれにメリットとデメリットがあるのでどの方法が
ご自身に適しているかはよくご相談の上決めていくのがいいでしょう。
お気軽にご相談して下さいね(^^)/