総入れ歯の種類について

総入れ歯の種類について

 

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(^_-)-☆

 

今回は当院での総入れ歯の治療種類についてご紹介いたします。

※前回のブログで入れ歯やブリッジについてご紹介しました

↓↓

http://www.tomi-dent.com/column/post-85/

 

 

①ノンクラスプデンチャー

金属のバネがない入れ歯です。
どうしても入れ歯が目立つのは金属のバネがあるからです。
金属のバネがないので、見た目が自然で人に気づかれることがほとんどありません。
歯肉の色になじむピンク色で吸着性の高いシリコン素材が歯ぐきにぴったりフィットし、入れ歯を固定します。
入れ歯が外れたりずれたりすることがなく、しっかり咬むことができます。

 

②マグネットデンチャー

名前の通り磁石を用いた入れ歯です。
歯の根の事を歯根と言いますが、この歯根に磁石にくっつく性質のある金属(磁性金属といいます)をつけ、入れ歯に磁石を埋め込み磁力で固定する入れ歯です。
金属のバネがないので見た目が自然で、外れにくくしっかり咬むことができます。
簡単に着脱できお手入れも簡単です。
ただし金属アレルギーのリスクや歯根が残っている方にしか適用できず、MRI検査を受ける際には、歯科医院での事前の処置が必要になります。

 

③BPSデンチャー

BPSデンチャーは、ヨーロッパのイボクラール ビバデント社がヨーロッパ中に広めている総入れ歯を中心としたシステムであり、
最新技術を駆使して開発した「よく咬める」「痛くない」「外れない」「美しい」を実現した入れ歯です。
顎や筋肉の動き、咬み合わせ、口腔内全体のバランスなどを考慮しながらフルオーダーメイドで作製する入れ歯です。

 

④コーヌスクローネデンチャー

残っている歯に金属の土台(内冠)をつけ、それにぴったりはまるクラウン(外冠)のついた入れ歯です。
金属のバネを使用しないので見た目が自然で、お友達などまわりの方に入れ歯を装着していることを気づかれにくいという特徴があります。
また、内冠と外冠のはめ込みによりしっかりと固定されるので、硬いものでもしっかりと噛むことが可能です。

 

⑤金属床

顎に当たる床の部分が金属でできた入れ歯です。
金属は強度が高い為薄く作ることができるので樹脂製のものに比べて、違和感が少なくしゃべりやすいという特徴があります。
また食べ物の熱が伝わりやすく、食べ物の温かさ・冷たさを感じることができます。
ただし、修理が難しいというデメリットもあります。
軽量で、生体親和性に優れたチタン製、強度が高いコバルトクロム製があります。

 

このように総入れ歯には保険適用のものと自費のものと合わせると様々な種類がございます。
口腔内の状況によっては使えない場合もございますが、入れ歯についてお悩みの方はお気軽にご相談してくださいね(^_-)-☆