悪習慣による歯並びへの影響

悪習慣による歯並びへの影響

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)

 

 

歯並びが悪くなる原因は、大きく分けて遺伝などの先天的なものと悪い習慣による起こる後天的なものの2つに分けられます。

顎骨が柔らかくて歯並びが変わりやすい子供だけでなく、成長期が終わった大人も悪習慣に気を付けなければ、徐々に歯並びが悪くなる可能性があります。

 

 

口呼吸

口呼吸をすると体がそれに適応するような歯並び、骨格になっていきます。

口呼吸によって長時間口が開いたままの状態になると、口元や舌の筋肉が衰えてしまいます。筋力が低下すると前歯が前方に倒れやすくなり、出っ歯の発症や悪化リスクが高まります。筋力低下で唇がしっかり閉じられなくなり、さらなる悪循環を生みます。
口呼吸の原因である鼻炎や姿勢の悪さを解消することで、不正咬合が起きる前に防ぐことができます。

 

指しゃぶり

指を吸うことで口の中の圧力が高まり、上顎の歯列が狭くなり上顎と下顎の嚙み合わせがずれ、出っ歯や、上下の歯が嚙み合わない開咬になることがあります。

指しゃぶりは3歳まで

指しゃぶりは赤ちゃんや子どもの健全な精神発達段階の一つとして必要な反応と言われています。指しゃぶりを卒業するタイミングとして3歳までは様子をみてあげてください。

ただし、3歳になった段階でずっと指しゃぶりを続けていて、かつ歯並びなど口の状態が気になったら、4歳になるまでの間にやめさせる方向にもっていくことができれば安心です。

 

 

舌を出す、爪を噛む

舌で歯を内側から外側に押したり舌を上下の歯で挟む癖があると出っ歯や開咬、受口になってしまうことがあります。

舌を噛んだり、舌で歯を押したりといった舌癖や、食いしばり・歯ぎしり、爪を噛むなどの癖があると、歯並びが悪くなります。また、食いしばりや歯ぎしりは、歯が擦り減ったり割れたりする原因にもなります。

爪を噛むことによって前歯が部分的に前に出てしまうことがあります。

毎日、無意識のうちにやってしまう癖なので、歯医者へ行って歯への負担を軽減するマウスピースを使った治療などを受けることが大切です。

 

 

よく噛んで食べていない

食事の際によく噛まずにいると、口や舌、顎の筋肉が衰えてしまう為、正しい歯並びを維持できなくなってしまいます。また、片側ばかりで噛むクセがある場合、歯並びが悪くなるだけでなく、顎や顔の輪郭が歪む原因になります。
意識的に左右均等に噛むようにしましょう。もしも虫歯などがある場合は治療に行きましょう。

 

 

お子様だけではなく大人も日常の癖で歯並びが悪くなっているかもしれません。定期的に歯科医院で診ててもらいたい癖を見直していくことが大切です!!