子どもの歯を元気に育てる!毎日の食事でできること

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)
子どもの歯を健康に保つためには、歯みがきだけでなく「食事」もとっても大事。
「どんなものを食べさせたらいいの?」「甘いおやつはやっぱりNG?」と気になる保護者の方も多いはず。
今回は、歯にいいおすすめの食べ物や、避けたい食品、間食のとり方、給食とのバランスなどをわかりやすくご紹介します!
歯の健康を守る“おすすめ食品
毎日の食事の中で、歯を元気にする食材はたくさんあります。特におすすめなのは以下のようなものです。
①よく噛む食材
・ごはん(特に玄米や雑穀入り)
・野菜スティック(にんじん・きゅうりなど)
・するめ、煮干し、切り干し大根
→よく噛むことで唾液がたくさん出て、虫歯予防に◎。**あごの成長にもつながります。
②歯を強くする栄養を含む食材
・牛乳・チーズ・ヨーグルト(カルシウムたっぷり)
・小魚や海藻類(カルシウム+ミネラル)
・卵・大豆・肉・魚(歯や体を作るたんぱく質)
→ 歯の土台になる栄養をしっかりとることが、丈夫な永久歯にもつながります。
虫歯を防ぐには避けたい・控えたい食品
完全NGではなく、「量と頻度」を意識することが大切です!
①長時間口の中に残りやすいもの
・キャラメル・グミ・ソフトキャンディ → 歯にくっつきやすく、虫歯菌が大喜び!
②砂糖が多く含まれる飲み物
・ジュース類(特にスポーツドリンクや乳酸菌飲料) → 見た目はヘルシーでも、糖分が多めなことも。
③ダラダラ食べ
・長時間チョコをつまむ、おやつを数回に分けて食べるなど → 食べる時間が長い=虫歯リスクアップ!
間食のとり方のコツ
おやつは子どもにとって「第4の食事」。でも、虫歯になりにくい工夫で安心して楽しめます。
①おやつ選びのポイント
・甘さ控えめの手作りおやつ(蒸しパン、おにぎり、お焼きなど)
・フルーツやチーズ、ナッツ類(年齢により要注意)
・キシリトール入りのガムやタブレットも活用OK
②時間を決める
・「15時に1回だけ」など、時間を決めてまとめて食べる
・食べた後はうがいや歯みがきを習慣に!
☆給食とのバランスも大切☆
学校や保育園の給食では、バランスよく栄養をとれる工夫がされています。例えば…
・主食・主菜・副菜が揃っていて、自然にカルシウムやたんぱく質がとれる
・牛乳や小魚など、歯にいい食材が意識的に取り入れられている
家庭では、給食で足りない野菜やよく噛む食材をプラスするだけでOK!
たとえば夜ごはんに「れんこん」「きんぴらごぼう」「味噌汁の具多め」なども◎
まとめ:食事+生活習慣で歯を育てよう!
子どもの歯の健康を守るには、バランスのとれた食事・よく噛む習慣・おやつの工夫、そして仕上げの歯みがきがセット。
忙しい中でも、ちょっとした工夫で大きな予防になります。
おうちでもできることから少しずつ始めて、丈夫でピカピカな歯を育てていきましょう。