口呼吸から鼻呼吸へ ― 今日から始められる改善策

口呼吸から鼻呼吸へ ― 今日から始められる改善策

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(*^-^*)

 

これまで二回にわたり、口呼吸のセルフチェックと原因、そして放置することで生じるさまざまなデメリットについてお話ししてきました。

最終回となる今回は、口呼吸から鼻呼吸へと切り替えていくための具体的な改善策をご紹介します。

 

■お口まわりの筋肉を鍛える「あいうべ体操」

口呼吸の原因のひとつが口をしっかり閉じておくための筋力(口輪筋)の低下です。そこでおすすめなのが、お口まわりの筋肉を効率よく鍛えられる「あいうべ体操」です。

やり方はとてもシンプルで、次の4つの動きを1セットとして行います。

①「あー」と大きく口を開ける
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を前に強く突き出す
④「べー」と舌を思い切り前に出し、さらに下へ伸ばす

これを1日30セットほど、できれば毎日続けることを目標にしてみてください。声は出しても出さなくても構いません。お風呂の中やテレビを見ながら、家事の合間など、生活の隙間時間に取り入れると無理なく続けやすくなります。少しずつ口を閉じる筋力がついてくると自然と口が閉じている時間が増えていき、いびきの軽減や滑舌の改善にもつながると言われています。

 

■「口を閉じる」意識づけから始める

トレーニングと合わせて大切なのが、日中や就寝時に「口を閉じて鼻で呼吸する」ことを意識する習慣です。最初は少し息苦しく感じるかもしれませんが意識して続けるうちに、体が少しずつ鼻呼吸のリズムを覚えていきます。

デスクワーク中や通勤中、家事をしているときなど、ふと気づいたタイミングで口が開いていないか確認するだけでも意識づけの大きな一歩になります。慣れないうちは唇を軽く閉じ、舌先を上あごに軽く当てておくのがコツです。

 

■鼻に原因がある場合は耳鼻科での治療も検討を

一方でアレルギー性鼻炎や蓄膿症(副鼻腔炎)、鼻の骨格的な問題などによって、そもそも鼻で十分に呼吸ができない方もいらっしゃいます。こうしたケースでは、いくら口を閉じる意識を持っても苦しくて長続きしません。

鼻づまりが慢性的に続いている場合は、まず耳鼻科を受診し鼻の通り自体を改善することが優先されます。あわせて歯科でお口の状態を確認してもらうことで、より根本的な改善につながることもあります。

 

■焦らず少しずつ習慣を変えていく

口呼吸から鼻呼吸への切り替えは長年かけて身についた癖を変えることでもあるため、一朝一夕にはいきません。

しかし、まずは自分が口呼吸をしていることに気づき、意識するところから始めるだけでも体は少しずつ変化していきます。

あいうべ体操と意識づけを地道に続けることが、鼻呼吸への一番の近道です。

 

歯並びやお口の健康、そして全身のコンディションは、呼吸の仕方とも深く関わっています。気になる症状がある方は、お気軽に当院までご相談ください。皆さまのご来院を心よりお待ちしております(^^)/