前歯のすきっ歯について

前歯のすきっ歯について

こんにちは
武豊町のとみ歯科クリニックです(#^^#)

 

最近はマスクを外している方を見かけ、少しずつコロナ前の状況に戻りつつあるのかと感じています。

マスクをしていた時は隠せていた口元も、これから難しくなってきますね。

すきっ歯だから今まではマスクで隠せていたけどこれから隠せなくなります、という話しを聞いたりしたので、コンプレックスがある方は特に困ってしまいますよね(>_<)

 

今回は、すきっ歯になってしまう原因についてお伝えします。

 

生まれつき

◆歯が生まれつき小さいケース
生まれつき歯が小さい場合、また歯の形が悪い場合、歯間にスペースがあいてすきっ歯になりやすくなります。

◆生えるはずの歯が生えてこないケース
大人の歯は上下あわせて28本生えてきます。しかし、生えてくるはずの歯が生えないことがあるのです。その部分にすきまがあいて、すきっ歯になってしまいます。また、歯が歯茎に埋まったままになり、それが原因ですきっ歯になる可能性もあります。

◆上唇小帯に異常があるケース
上側前歯2本の上に、上唇の内側から歯茎をつなぐ上唇小帯(じょうしんしょうたい)という筋があります。赤ちゃんの時はこれが太く、もしくは長くても問題はないのですが、成長してもそのままである場合、永久歯が生えるのを阻害することがあります。
上唇小帯が歯の付近まで達しているので前歯2本が離れて生え、歯と歯のあいだにスペースがあいてすきっ歯になってしまうのです。

 

 

習慣、クセ

◆指しゃぶりや舌で押すクセ
幼いころに指しゃぶりを長くしていた人はすきっ歯になりやすいといえます。これは、指を吸うときに歯を内側から押すため、歯が外にひろがってしまうからです。
また、舌を前歯に強く押しつけるクセのある人も要注意です。なんどもくりかえしていると、前歯にすきまがあいてしまうこともあります。

 

◆あごと歯の大きさのバランス

あごの大きさに対して歯が小さい場合、すきっ歯になりやすいです。また歯の大きさが普通だとしてもあごの大きさが大きければすきっ歯になることもあります。
あごと歯の大きさのバランスが大事なのです。

 

◆歯周病

加齢とともにすきっ歯になってしまう人は、歯周病が関係しているかもしれません。
歯周病にかかって歯の土台の歯槽骨(しそうこつ)という骨が歯周病菌によって溶かされてしまうと歯が揺れやすくなります。歯と歯のあいだにすきまがあいてしまい、すきっ歯になります。

 

◆深い噛みあわせ

噛みあわせたときに、下前歯が上前歯にすっぽり隠れてしまうような深い噛みあわせの人は、すきっ歯になりやすいです。
なぜなら、上の歯に下の歯からの力がかかりやすいからです。このような状態を放っておくと、上の前歯がひらいてしまいすきっ歯になってしまいます。

 

 

すきっ歯になってしまう大きな原因は、生まれつきもしくは日々の習慣となります。

生まれつきの部分は難しいですが、習慣は変えることが出来るかもしれません。

ご自身で思い当たることがあれば、意識して変えていきましょう。

 

 

すきっ歯の事でお悩みでしたら一度、当院の無料の矯正相談にお越しくださいませ。

患者様の口腔内を診て適切な治療方法をお話し出来ればと思っております。

疑問点やお悩みをお気軽に話して下さいね(*^-^*)